露天風呂考
以下は本家ダッシュ村の風呂です。相当大がかりなのでマネはできないかも知れませんが、一応参考に。
炉の上には鉄板を敷き、その上に板で風呂桶を作ります。
このような風呂が出来るものでしょうか。 1.巨大な石などを運搬する手段がない。 同じような構造にするとすれば釜部分は石ではなく普通のコンクリートブロックなどが使えるのでしょうか。ブロックが耐熱性に問題があるののなら耐熱煉瓦で組むことになるでしょうが、いずれにしても少し高い位置に風呂桶がきますね。 最も現実的な方法としては池を掘って、そこに湯を流し込むという方法です。 1.8×1.8メートルの風呂を作ってお湯を60センチまで貯めるとする約2000リットル、普通の家庭用風呂桶の約6倍程度のボリュームです。 いずれにしても現段階でもっとも現実的なのは上のような方法かと思います。 予備漕の効率さえ良ければ次々に入っても追い炊き(給湯)は可能だと思います。 もし最初の水を25℃から焚き始めるとすると1万キロカロリーの熱量が節約が出来ますので、沸かす時間も2時間半に短縮されます。 しかし、よく考えると大きな誤算がありました。 予備漕の容量を200リットルとしましょう。この量であれば水温を20℃上昇させるための熱量は4000キロカロリーですので、20分で40℃になります。この時点で風呂桶にこ湯を流し込み、さらに予備層に200リットルの水を溜め、20分かけて湯を沸かし流し込む。この作業を10回繰り返せば風呂は一杯になるのですが、最初に投入した40℃のお湯は3時間以上経ちますので、確実に冷めてしまいます。 やはり風呂桶に最初から2000リットルの水を溜め、循環して沸かさなければ最初に沸かしたお湯の熱量はまったく無駄になってしまいます。 もっと効率の良いのは下のシステムでしょう。 何と言うことはない普通の家庭のお風呂と同じですが、考えるとここに行き着きます。 全体を地面の高さに合わせて埋め込む場合は、ボイラー等の防水対策をしっかりしなければなりません。 露天風呂班長、酒夢人さんにいろいろネットで検索した頂いたところ、面白い情報が入手できました。 なんと車のラジエターにポンプで注水しながら直接火にかけて湯を沸かすという方式です。 心配なのがラジエターの耐熱性なんですが、これも直接火にかけて予備実験をしていましたが、大丈夫のようです。 |