旅行鞄



20年以上も前になりますが、友人と2人でアフリカを放浪したことがあります。まあ、放浪と言っても1ヶ月程度だったので旅行に毛が生えた程度ではありますが、何の計画もせず、行き当たりばったりの旅は有意義で楽しかったです。
旅はアフリカ一の大都市、ナイロビから始まりケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ケニアと廻って来ました(アフリカ珍道中はそのうち書きます)。

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最後にケニアのナイロビに帰ってきて数日過ごす間にショップで見つけたのが、このマコンデです。もう帰るだけの気軽な数日間を最後のサファリツアーなどに行って過ごしました。ナイロビ市内は大都会でいろいろなショップが軒を連ねています。その中で一見ギャラリーのようなマコンデショップがありました。それまで何軒もマコンデのショップを見ていましたが、その店で一目惚れをしたのがこの作品でした。

マコンデというのはタンザニアのマコンデ高原に住んでいたマコンデ族の彫刻です。いろいろなテーマのマコンデがあるのですが、このシェタニ(精霊)をかたどったマコンデに引きつけられました。
ナイロビでの最後の数日は連日このショップに日参して値引き交渉を続けました。数万円だったと思います(記憶が定かではない)。便利なことにカード決算で入手です。何しろ黒檀の一刀彫ですので非常に重たく、大きなバックパックを担いでさらに手荷物で持って帰るのはおおごとでした。

後で調べましたが、、この彫刻の作者はNAPOKA(銘が彫ってある)は「漆黒のシェタニを生み出す魔術師」と呼ばれるタンザニアの芸術家で、どれが手だか足だかわからないようなシェタニのみを掘り続けている名人だったようです(2000年没)。

漆黒の黒檀の精霊は、遠く故郷のアフリカを夢見てか不思議なな存在感で今、私の部屋の隅に鎮座しています。


pen.JPG書く道具

knife.JPGcity surviver

momo.jpegヘルメット

bulb.JPG真空管

L1.JPGカメラ

gun.JPG殺戮

r26-2.jpg散歩バイク

luminox.jpg暗闇のミッション

bacarat3.JPGショットグラス

mz_P38_l.jpgドイツ製

img10614607096.jpegMEISTER

bmw12.jpgBMW