棟梁宅



5月17日のエコサイト訪問記

雨の降りしきる水曜の昼下がり、怪しい一団が集合した。
今日は木材を調達している「森本商店」と「ひびきエコサイト」を訪問見学する予定。

まずは森本商店へ。事務所では社長の美人奥様に出迎えて頂きました。
c0149484_15131459.jpg後ろから盗撮
お茶をご馳走になった後、隣接する作業場に。
棟梁が囲炉裏端の材を加工中でした。
材は楠。幅30~40センチ、長さ一間の一枚板を組み合わせて囲炉裏端のテーブルとします。中心には銅板で囲炉裏を作成の予定。
こんな立派な囲炉裏になるとは思いもよらなかったのですが、無償でご提供いただき村人一同心よりの感謝を申し上げます。
c0149484_15132522.jpgこれが囲炉裏テーブルの材だ
良い大人(おじさん)が平日の真っ昼間から集まって仕事もしないでこんなことをしてても良いのでしょうか。などという心配は材を見たら吹っ飛んでしまいます。
高級料亭、高級居酒屋(そんなのあるか?)などにも負けない座敷が出来ること請け合いです。

森本商店を辞して次に向かったのは若松の「ひびきエコサイト」。3年前に出来たこの施設は木材を中心とした廃材をリサイクルする工場です。

c0149484_15133617.jpg枕木の山
ヘルメットをつけ、社会科見学のように技術営業部長の立塚氏の先導で工場内を見て回りました。家屋を解体して出た廃材などが砕かれチップになってパーティクルボードや燃料になります。
適当な大きさの丸太5~6本、5センチ角3メートルの角材を200本ほど調達するようにしました。
廃材として集まった木材の中から良いもの、適当なものを選んで取っておいて頂けるとのこと。

エコサイトを後にして、次に棟梁が急遽向かったのはある大手住宅会社の木材倉庫。もともと木材を扱っていた会社なので大きな倉庫には材木が山積みです。

c0149484_15134730.jpgお宝満載の倉庫
棟梁はここの責任者などとも昔からの顔なじみですので、半端物(と言っても端にほぞが切ってあるだけの新品の太い角材)などをその場で調達できました(というか強奪に近い)。
「今日の所はこのくらいで許しちゃろう、また来るぜ」の捨てぜりふを残して帰途につきました。

しかし、棟梁や柴田さん、森本商店さんなど、こういう人とのつながりが無かったら村建設なんて夢のまた夢でした。
あらためて人のつながりの大切さを認識した一日でした。

棟梁、柴田さんと分かれた酔水と私は、その足で夜の巷へ反省会をしに行きました。
次回の村議会の議題の検討です。

珍しく11時ごろには帰宅。就寝です。

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