8月6日の作業報告
朝から暑い。今日も34℃くらいにはなりそうな予感がします。
朝8時、酔水と同乗して出発。途中ナフコでツルハシを購入しました。
現地に9時過ぎに到着した時には酒夢人さん、棟梁、電気屋さん(棟梁が引き込んだ)の3名が既に到着していました。
最初に目に入ったのが電柱でした。
先週までは影も形もなかった電柱ですが、九電の方が日曜にもかかわらず設置されていました。遙か麓から3相のケーブルがつながっています。
電柱は金属製で3段式。クローラーで持って上がって現地で組み立てたようです。
電柱から母屋の軒下までの引き込み線は後日配線されますが、それまでは仮設の電柱が母屋わきに立っています。
なかなかレトロな電柱
さて本日一番の目的は電気屋さんに入ってもらい、母屋内部の照明、コンセント、スイッチなどの壁内配線をして頂くことです。こればっかりは素人がしてはいけない作業ですので、棟梁が無理矢理引っ張り込んだ電気屋さんに実費のみで行って頂くことになりました。ありがとうございました。
配線工事中
お昼ごろ冷えた缶ビールを携えた○○貴社長と柴田さんが到着しました。
○○貴社長は例の立派なカウンターを提供していただいた大恩ある方です。
初めて磨いてカウンターになった材を見て満足そうなお顔をしておりました。
本当にありがとうございました。
ツルハシを振るう以○貴社長
さて残りの作業ですが、暑さのあまり長時間日向に出ていると頭痛がしてきます。
ゆっくりと作業をして行きます。
酒夢人さん、松本さんの露天風呂斑は最新兵器ツルハシで露天風呂の穴掘りです(しかし、この村はつくづく原始的ですなあ)。
そこに以○貴社長も加わって石ころの多い土壌を掘り進めました。
台所の土間作り
前回までに露天風呂を掘った土を土間に入れました。
台所を中心に10センチほど盛りましたが、これを展圧した後、さらにあと15センチほどの土を入れたいと思います。土には一部固まりつつあったセメントの粉を混込んであります。
表層の土はふるいで振るって目を揃えたいと思いますが、下層は水はけなどを考慮し、粗めの土をいれました。石灰を混ぜるのも良いということです。
また棟梁がはめ殺しになっている窓に開閉式の雨戸を付けてくれました。
昼過ぎてからも吹く風は気持ちよく涼しいものの気温ますます高く、長い作業は困難を極めました。
露天風呂斑もさすがに手が止まりがちです。
われわれも土嚢10袋運んでは休憩、運んでは休憩の繰り返しです。
軒天の防腐塗装をした後、私の命令で土の搬入をしていた酔水がダウン。
めまい感、疲労感、虚脱感、頭重感(頭痛)吐き気、嘔吐など、中等度の熱中症の症状です。
川で身体を冷やし、横になっているうちに徐々に回復に向かいました。
熱中症は重症化すると命にも関わる疾患です。もし、上のような症状やけいれん、意識障害などが発生した場合、医師がいない場合は迷わず救急車を呼んでください。
また応急処置として十分な冷却が必要です。横にして氷などを頸動脈部分、腋の下、内股部などの大きな動脈がある部分にあて血液を冷却することによって全身を冷やしてください。意識がある場合にはスポーツドリンクなどを摂取させてください。意識障害があるときには寝かせて脚の部分を高くし、頭への血流を確保しましょう。
暑い中の作業では水分、電解質の補充は十分行い、日陰での休憩もしっかり取ってください。